アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、2024年11月8日(金)に「スーパーアークス明徳店」(苫小牧市明徳町2丁目3-1)をオープンさせる。「ビッグハウス明徳店」から業態を転換させるもので、これによって、ラルズが展開する苫小牧市内のスーパーマーケット3店舗は、全て「スーパーアークス」業態になる。(写真は、苫小牧市内の「スーパーアークス光洋店」の看板)
アークスグループの「ビッグハウス」業態は、約30年前から始まった。1物3価がキャッチフレーズで、大量に買えば買うほど単価が安くなる広域商圏・週末来店型店舗の位置付けだった。同業態の進化型と言えるのが「スーパーアークス」業態。味、価格、鮮度は当然のことながら、少量多品種のニーズに対応するとともに、その時々の旬を感じられる品揃えなど、近隣商圏・毎日来店型のスーパー。
ラルズは、苫小牧市内には「ビッグハウス」3店舗を展開していたが、2024年2月に「光洋店」、同年7月に「明野店」をそれぞれ「スーパーアークス」に転換しており、このほど「明徳店」も転換することにした。「明徳店」では、内外装を一新し、新設するベーカリーコーナーとデリカコーナーを隣接させるなど「スーパーアークス」業態の最新レイアウトを採用する。
青果売り場では、近郊で採れた新鮮な野菜を中心に品揃えを増やし、旬の果物が手軽に楽しめるカットフルーツを豊富に揃える。水産売り場では、「おさかな食堂」コーナーを設け、手作りのフライや焼き魚を中心に、おさかな弁当や具材たっぷりのおにぎりなどを揃える。食肉売り場では、「苫小牧湧水豚」や「苫小牧ジンギスカン」など地元産商品の品揃えを強化する。
デリカ売り場では、「ラルズ流広島風お好み焼き」や「玉子焼き」を新たに品揃え、新設のベーカリーコーナーでは、40種類以上の店内焼きたてパンを販売する。日配品では、「岩泉ヨーグルト」(岩手県市下閉伊郡岩泉町)の品揃えを充実、毎週水曜日には、地元苫小牧市で人気の「アソシエベーグル」の商品を提供する。売り場面積は約876坪(2892㎡)、営業時間は9時~21時、駐車台数315台。