「ビッグハウス明徳店」を「スーパーアークス」に転換へ、苫小牧全3店舗が「スーパーアークス」に

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループのラルズ(同・同)は、「ビッグハウス明徳店」(苫小牧市明徳町2丁目3-1)を「スーパーアークス」業態に転換する。これにより、同社が展開する苫小牧市内の3店舗は、すべて「スーパーアークス」になる。(写真は、「ビッグハウス明徳店」)

 業態転換のため、「ビッグハウス明徳店」は、2024年10月24日(金)15時で閉店、14日間の一次休業中に改装転換工事を行い、同年11月8日(金)9時に、「スーパーアークス明徳店」としてリニューアルオープンする。ラルズは、苫小牧市内の店舗を「ビッグハウス」から「スーパーアークス」に転換してきた。週末大量購入型の買い物客をターゲットにしてきた「ビッグハウス」業態から、少量多品種購入型の「スーパーアークス」業態に転換、買い物需要の変化に対応するのが目的。

 2024年2月9日に「ビッグハウス光洋店」(光洋町1丁目12-12)を「スーパーアークス光洋店」に、同年7月18日に「ビッグハウス明野店」(明野新町5丁目18-27)を「スーパーアークス明野店」に転換してきた。今回、転換する「ビッグハウス明徳店」は、市の西部に位置し、2000年9月にオープン。売り場面積は約939坪(3100㎡)。「ツルハドラッグ苫小牧明徳店」のほか、2016年12月にオープンした「コメリパワー苫小牧西店」と商業集積している。

「スーパーアークス」への転換によって、青果、水産、精肉に最新のMD(販売政策)を導入するほか、デリカや冷凍食品の強化も行われる見通し。リニューアル経費は、建設費高騰の影響で、昨年比でも1・5倍になっており、改装による売り上げ増が、改装前の10%以上でなければ、投資負担の回収が難しいとされている。同店は、15%以上の伸びを見込んでいるようだ。

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