イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、イオンのご当地電子マネー「くしろWAON」の利用金額の一部約280万円を釧路市に寄付した。釧路市小中学校の文化芸術活動支援事業などに活用される。(写真は、「くしろWAON」の寄付金贈呈式。左から、蝦名大也・釧路市長、青栁英樹・イオン北海道社長=イオン北海道提供)
釧路市とイオンは、両者が一体となって、釧路市の活性化、市民サービスの向上を図るために、2018年8月に地域連携協定を締結した。その取り組みの一環として、「くしろWAON」を発行。この「WAON」をイオングループ各店舗やWAON加盟店で利用すると、利用金額の一部が、釧路市の子どもたちのためのスポーツ・文化振興のほか、自然環境保護、釧路市動物園の整備などに役立てられる。
2023年度(イオン北海道の決算年度2023年3月1日~2024年2月29日)の「くしろWAON」寄付金総額は、280万3654円になった。寄付金は、1歳未満の子どもがいる家庭を対象に、絵本と読書啓発パンフレットの配布や読み聞かせ体験を提供している「子ども読書デビュープロジェクト」や、釧路市内公立小中学校の文化芸術活動の支援に活用される。
寄付金の贈呈式は、2024年8月30日に釧路市役所2階第3委員会室で行われ、イオン北海道の青栁英樹社長から釧路市の蝦名大也市長に、寄付金の目録が贈呈された。「くしろWAON」の発行枚数は約4万5000枚(2024年2月末時点)、寄付金の累計総額は833万6850円になった。