イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、イオンのご当地電子マネー「くしろWAON」の寄付金を釧路市に贈呈した。子どもたちにタンチョウの保護活動を伝えるフォトブックの作成に活用される。(写真は、「くしろWAON」贈呈式。左から蝦名大也・釧路市長、青栁英樹・イオン北海道社長=イオン北海道提供)

 イオン(本社・千葉市美浜区)と釧路市は、2018年8月に「地域連携協定」を締結。その取り組みの一環として18年9月から「くしろWAON」を発行、利用金額の一部を釧路市に寄付する活動を進めている。寄付金は、子どもたちのスポーツ・文化の振興、タンチョウや阿寒湖のマリモなど自然環境保護、釧路市動物園の環境整備などに役立てられている。

 今回の寄付金は、「くしろWAON」の発行を開始した18年9月8日から20年2月29日までの利用金額の一部、60万9704円。17日、釧路市役所2階第2委員会室でイオン北海道の青栁英樹社長が、釧路市の蝦名大也市長に目録を贈呈した。釧路市からはイオン北海道に感謝状が贈られた。なお、「くしろWAON」は20年8月末現在で1万1877枚が発行されている。



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