道東アークス「スーパーアークス小泉店」改装オープン、 北見のスーパー激戦区でテコ入れ

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 アークス(本社・札幌市中央区)グループの道東アークス(同・北見市)はきょう2024年7月26日、「スーパーアークス小泉店」(同市小泉209-3)を改装オープンさせる。「ビッグハウス小泉店」を業態転換したもので、札幌などで展開している、アークスグループの「スーパーアークス」業態の最新モデルを導入、多様化する買い物ニーズに対応する。(写真は、きょう2024年7月26日に改装オープンする「スーパーアークス小泉店」=道東アークス提供、同日7時過ぎに撮影)

 同店は、アークスの前身、ラルズが北見のイチワを買収し、道東ラルズ(現道東アークス)を設立した、1995年の翌年にオープンした店舗。道東ラルズ時代の最初の「ビッグハウス」だった。オープンから28年目となり、「スーパーアークス」業態に転換することにした。冷凍・冷蔵ケースやゴンドラ、店内照明などを全面的に入れ替え、内外装も一新した。また、店舗出入り口も広げた。総投資額は2億円強。

 青果では、店内で焼く焼きいもの販売を始め、水産では新鮮なネタを使った「さかな屋の鮨」コーナーを新設、地元オホーツク産鮮魚の品揃えも増やす。デリカでは店内調理の「広島風お好み焼き」、「玉子焼き」を新たに品揃え、冷凍食品はリーチインケースを導入、面積を2倍に広げた。また、各種スパイスの品揃えを拡充、センサーに手をかざすと、スパイスを使ったレシピ動画が流れるサイネージを設置。セルフレジ8台を新規導入して、レジ待ち時間の短縮も図る。

 道東アークスの北野達志社長は、「小泉店がある地域は、『業務スーパー』や『トライアル』の進出でスーパー激戦地域になっている。今回の改装によって巻き返しを図りたい」と話す。改装によって、売り上げを2割伸ばす計画。売り場面積は約576坪(1901㎡)、駐車台数は250台、営業時間は9時30分(日曜日9時)~21時45分。道東アークスは、14店舗を展開しているが、今回の改装で「ビッグハウス」の屋号はなくなり、「スーパーアークス」の屋号を持つ店舗は、4店舗になる。

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