OIC(オイシー)グループ(本社・川崎市幸区)は、2024年7月18日、子会社のロピア(同・同)が「イトーヨーカドー」道内3店舗を承継して、展開する商業施設の名称を「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」に決定したと発表した。ロピアが承継する東北のヨーカドー店舗施設も、同様の施設名称になる。(写真は、「イトーヨーカドー屯田店」)
OICグループの名称に使われている「C(しい)」の文字は、「おいしい」、「うれしい」、「たのしい」など、ポジティブな気持ちを表す時に使われる場合が多い。同社グループのロピアが承継するヨーカドー施設も、お客やそこで働くスタッフが、「たのしいな!」、「おいしいな!」、「うれしいな!」と心から思える場所にしていきたいという願いを込めて「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)」に決めたという。OICグループの「C」の文字を取り入れるとともに、「お客さまへの愛=i」「お客さまからの愛=i」という2つの愛情を「ii」に込めたとしている。
道内では、2024年7月28日にヨーカドー屯田店(札幌市北区)が閉店、同年8月29日に一部店舗とともに「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)屯田」が先行オープン、冬頃には「ロピア」が入って全面開業する。施設は地上3階建て(店舗は1~2階)、延べ床面積約1万3635坪(4万4998㎡)、店舗面積は約5124坪(1万6912㎡)。
2024年秋頃にヨーカドー福住店(札幌市豊平区)後継の「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)福住」が、2025年冬頃にヨーカドー琴似店(同市西区)後継の「CiiNA CiiNA(シーナシーナ)琴似」がそれぞれ先行開業、「ロピア」は数ヵ月遅れて入り、それぞれ全面開業というスケジュールになっている。