「イトーヨーカドー福住店」2024年9月23日閉店、道内ヨーカドー4ヵ月連続でクローズ

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 道内から店舗撤退するイトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)だが、このほど「イトーヨーカドー福住店」(札幌市豊平区福住2条1丁目2-5)の閉店日が、2024年9月23日(月、振替休日)であることが、店舗ホームぺージで告知された。これによって、道内6店舗のうち、4店舗で正式に閉店日が決まった。(写真は、「イトーヨーカドー福住店」)

「イトーヨーカドー福住店」は、地下鉄東豊線の起点になる福住駅、バスターミナルと直結しており、地下鉄が延伸開業した、1994年10月から1年後の1995年11月にオープン。店舗は、地下1階~地上6階で、イトーヨーカドーは、テナントとともに地下1階から3階まで、5~6階はメディカルフロアとなっている。イトーヨーカドーの売場面積合計は1万2965㎡。

 2001年札幌ドームの誕生で客足は伸び、アイドルグループ「嵐」のドーム公演では、「イトーヨーカドー福住店」が嵐をCMに起用した各種商品の特設会場のようになり、嵐ファンの人気を呼んだこともあった。今年2月に、イトーヨーカ堂は、北海道6店舗の撤退を決めたが、このほど「福住店」の閉店日が、9月23日と具体的に示された。9月24日以降も、バスターミナルは通常通りで、5~6階の「福住メディカル」も継続して診療する。

 道内の「イトーヨーカドー」で閉店日が決まっているのは、「帯広店」(帯広市)の6月30日(日)、「屯田店」(札幌市北区)の7月28日(日)、「北見店」(北見市)の8月18日(日)と、今回明らかになった「福住店」。「琴似店」(札幌市西区)と「アリオ札幌店」(同市東区)は、現時点で具体的には示されていない。なお、後継店舗は、「屯田店」、「福住店」、「琴似店」が「ロピア」、「帯広店」、「アリオ札幌店」が「ダイイチ」となっている。

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