マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は24日午前9時に「栗山店」(夕張郡栗山町朝日4丁目)をリニューアルオープンした。4日間休業して青果・水産、畜産のコーナーの配置を変更、新たな冷ケースなど什器類を更新、数千万円を投じた。(写真はリニューアルオープンした栗山店=左と売場の配置を大きく変えた店内=右。2013年5月24日午前9時過ぎ撮影)
リニューアルのポイントは、簡単便利で手軽に調理できる商品を各コーナーに揃えたこと。農産コーナーではカット野菜を充実、水産コーナーでは午後3時から出来立ての刺身などファストフィッシュ(水産物の消費拡大のため水産庁が選定している手軽で気軽に食べられる水産商品)を品揃えした。
畜産コーナーでは地場の南幌・長沼ジンギスカンを揃え、惣菜では揚げ物を重点化している。
冷凍食品コーナーでは新たにリーチイン冷ケースを取れ入れ、アイス等にはデュアルタイプの冷ケースも導入した。
栗山店は、2004年7月に借地・自社建物で出店。敷地面積はツルハや暮らしの衣料げんたろうなどの棟を含め約1万3000㎡。栗山店の店舗面積は2099㎡。
通常の営業時間は午前7時から午後11時。オープンチラシによると、24日は北海道産ほうれん草77円、たまごMサイズ10個入り97円、日清オイリオキャノーラ油187円など。25日は北海道産レタス1玉、宮崎県産ピーマン1袋77円、北海道産豚肉ロースとんかつ・ソテー用100g当たり97円など。
出戸信成社長は、「今後も既存店舗の改装を継続していく。『マックスバリュ』店舗から『ザ・ビッグ』への業態転換の店舗は未定」としている。
なお、新店について「お盆前には八軒5条店(札幌市西区、マックスバリュ店舗)、10月には鳥取店(釧路市、ザ・ビッグ店舗)を出店する。鳥取の店舗は初のザ・ビッグ新設店舗になり、兵庫県の氷上町のモデルを一部導入する」と語った。