ホクレン商事(本社・札幌市中央区)が、店舗のスクラップを矢継ぎ早に行う。1月30日には、「ホクレン北部店」(旭川市花咲町7丁目)を閉店、3月末には「ホクレンショップ栗山店」(栗山町朝日4丁目)も閉じる。採算が合わない店舗は今後も閉店を検討する。IMG_2723(写真は3月末で閉店するホクレンショップ栗山店)
 
「北部店」は、築20年程度の店舗で売場面積は約450坪程度。競争環境が激しくなり業績不振が続いたため閉店することを決めた。閉店後は、サッポロドラッグストアーに賃貸する意向。
 
「栗山店」は、経営破綻したスーパー寿の店舗を取得して2013年6月にオープン。当初は、魚など水産品を充実させた店舗として地域のお客に支持されたが、「業績が思わしくないので閉店することを決めた」(管理部)。栗山町には、マックスバリュ北海道の「マックスバリュ栗山店」と北雄ラッキーの「栗山店」などがあり競合が激しかったことも要因。
 
 ホクレン商事では、今年8月オープンを目指して苫小牧市しらかば町にサッポロドラッグストアーとのコンビネーション店舗を出店する計画。採算の合わない店舗は閉鎖して新店を建設するスクラップ&ビルドを積極化していくと見られる。


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