アークス(本社・札幌市中央区)グループの福原(同・帯広市)は、釧路市春採6丁目2-43の「フクハラ春採店」を「フクハラ ハピネスマート春採店」に業態変更、2024年2月18日にオープンさせた。(写真は、2024年に業態変更してオープンした「フクハラ ハピネスマート春採店」)
「フクハラ春採店」は、約35年前にオープンした店舗。売り場面積は約220坪。地域に根差した食品スーパーマーケットとして運営してきたが、消費環境や客層の変化を受け、業態変更を含めた新たな展開を図ることにした。「ハピネスマート」は、チラシを使わずに毎日求めやすい価格でお客に商品を提供するEDLP(エブリデイ・ロープライス)の新業態で、「春採店」はその1号店。水産部門には、長期保存可能な冷凍真空包装の商品を揃えているほか、食肉部門には、液体冷凍技術を取り入れて瞬間冷凍した「凍眠」商品も導入している。出入り口は、これまで2ヵ所あったが、1ヵ所にしている。
福原は、「フクハラ」、「ぴあざフクハラ」、「ビッグハウス」、「スーパーアークス」の4業態のスーパーマーケットを展開しており、新たに「フクハラ ハピネスマート」が加わる。同社は、コーポレートメッセージとして社名の「福」を取り入れた『「福」を届けます、すべての人に。~Make Happiness~』を制定している。ハピネスに関しては、2022年9月に事業譲渡を受けた、道東ライスの総菜部門の社名を「ハピネス・デリカ」(本社・帯広市)としており、「ハピネス」をサブ的なブランドに位置付けている。