ベビー・子どものくらし用品専門店チェーンを展開する西松屋チェーン(本社・兵庫県姫路市)は、2024年4月中旬に「札幌篠路店」(札幌市北区太平12条1丁目1-1)をオープンさせる。(写真は、「西松屋札幌篠路店」が入る「メガ・ドンキホーテ札幌篠路店」の建物)

「西松屋札幌篠路店」の出店場所は、DCM(本社・東京都品川区)が「メガ・ドンキホーテ札幌篠路店」2階で展開している「DCM篠路店アウトドア・レジャー館」の店舗跡になる見込み。「DCM篠路店アウトドア・レジャー館」は、2020年月3月20日に出店。キャンプ用品や釣り用品、自転車など、ファミリーレジャーを提案する売り場を展開していたが、2024年2月29日(木)に営業を終了する予定。

 西松屋チェーンは、全国で1108店舗、道内で49店舗(うち札幌市内13店舗)を展開している。道内では、今年1月8日に「室蘭東町店」(室蘭市)を閉店している。今年1月の全店売上高は前年1月比で109・1%、客数は104・3%、客単価は104・6%、既存店売上高は105・6%、客数は100・4%、客単価は105・1%となっており、好調に推移している。

 新規出店する「札幌篠路店」と同じフロアには、スポーツクラブ「JOY FIT札幌北」、100円ショップの大型店「ダイソー札幌篠路店」が入っており、「西松屋チェーン」が入ることでテナント間の相乗効果が高まりそう。今回出店する「札幌篠路店」の近隣には「札幌屯田店」(北区屯田8条7丁目10-27)がある。同社の出店戦略は、《車でどこでも30分、子育て家庭を支えるインフラ》。「札幌篠路店」と「札幌屯田店」の約1㎞のため、店舗統合の可能性もある。


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