ディスカウント小型スーパー「DZマート」を展開しているダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)は、2024年4月末に「DZマート岩見沢大和店」(岩見沢市大和2条8丁目1-3)をオープンさせる。同社は、旭川市を拠点に、道北、道東に展開しているが、道央でも店舗を増やしており、今回の店舗は道央で5店舗目になる。(写真は、「ツルハドラッグ」店舗跡に居抜き出店している「DZマート紋別緑町店」)
「DZマート岩見沢大和店」は、2022年5月に閉店した「ツルハドラッグ岩見沢大和2条店」の店舗跡へ居抜き出店する。「魚べい岩見沢店」、「AOKI岩見沢店」が同じ敷地内にある。4条通沿いに立地しており、「ビッグハウス岩見沢店」や「DCM岩見沢店」、「ツルハドラッグ岩見沢大和店」などが商業集積している「岩見沢大和タウンプラザ」の向かい側に当たる場所。延べ床面積は約342坪(1131・39㎡)、売り場面積は約298坪(984・30㎡)、駐車場は共用で61台、営業時間は10時~21時を予定している。
ダイゼンの柴田貢社長は、「当社は滝川市に進出しており、岩見沢市までの物流展開が可能だったことに加え、大規模ショッピングセンターの向かい側という立地が当社にとって魅力的だった」と話す。また、居抜き店舗で、出店コストを抑えられることも理由になっている。同社が「ツルハドラッグ」店舗跡に居抜き出店したのは、「DZマート紋別緑町店」などのケースがある。売り上げ目標は、年間3億5000万円。
「DZマート」は現在、旭川市内に11店舗、道北に8店舗、道東に6店舗、道央に4店舗の計29店舗を展開しており、今度の「岩見沢大和店」は30店舗目となる。