サンドラッグ(本社・東京都府中市)の北海道子会社、サンドラッグプラス(同・札幌市東区)が、積極出店を続けている。2024年2月下旬の「サンドラッグ春採店」(釧路市)に続き、3月下旬には「サンドラッグ登別アーニス店」(登別市)と「サンドラッグ小樽稲穂店」(小樽市)もオープンさせる。これによって、道内の「サンドラッグ」は74店舗になる。(写真は、「サンドラッグ」の看板)

「サンドラッグ春採店」(釧路市春採4丁目9-12)は、2月22日(木)にオープンさせる。2023年10月末で閉店した「コープさっぽろ春採店」の店舗跡を利用して、出店する。釧路市内の「サンドラッグ」は、これで4店舗になる。3月下旬にオープンする「サンドラッグ登別アーニス店」(登別市中央町4丁目11)は、「登別中央ショッピングセンター」の1階に入る。同ショッピングセンターには、ラルズ(本社・札幌市中央区)が展開する食品スーパーマーケット「ホームストアアーニス店」が、核店舗として入っている。「サンドラッグ」が入ることで、利便性が高まる。

 同じく3月下旬にオープンする「サンドラッグ小樽稲穂店」(小樽市稲穂5丁目10-1)は、「いなきたビル」1階に入る。2024年1月末で閉店した「TSUTAYA小樽店」の店舗跡へ居抜き出店する。同ビル内地下には、G-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)が「業務スーパー小樽店」をFC(フランチャイズ)展開している。ドラッグストアの出店で、こちらも買い物客の利便性が増す。「サンドラッグ」は、小樽市内に「小樽南店」(入船1丁目7-11、コープさっぽろ小樽南店内)を展開している。いずれの「サンドラッグ」店舗も、既存建物への居抜き出店。建築費高騰もあって、初期投資の少ない居抜き出店を強化しているものとみられる。


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