サンドラッグ(本社・東京都府中市)の北海道子会社、サンドラッグプラス(同・札幌市東区)が、石狩市で建設を進めている「サンドラッグ花川北店」(花川北6条1丁目15-1)が、11月上旬にオープンする。石狩市に店舗がなかった「サンドラッグ」だが、「コストコ石狩倉庫店」の開業や「イオン石狩PC」の稼働で活気が出ているゾーンに出店、買い物需要を取り込む。(写真は、ポールサインが掲げられた「サンドラッグ花川北店」)

 出店場所は、石狩手稲通沿いで「北海道信用金庫石狩支店」の並び。「石狩市役所」や「石狩商工会議所」にも近く、バス停留所「花川北6条1丁目」の前に当たる。石狩手稲通は、新港南地区に今春開業した「コストコ石狩倉庫店」や今夏稼働を始めた「イオン石狩PC」によって通行量が増えており、「サンドラッグ」は市街地北部に出店することで商業集積の一端を担う。

 店舗の建築主は、JA三井リース(本社・東京都中央区)、設計はマキタ設計(札幌市白石区)、施工は創建工業(苫小牧市)。土地造成工事は2021年6月から、店舗建設は8月から始まったが、建物はほぼ完成、既にポールサインや店舗外壁には「サンドラッグ」の文字が掲げられている。取り扱う商品は、化粧品、ベビー用品、日用雑貨、ペット用品、医療用品のほか食品、酒など。

「サンドラッグ」は、道内に63店舗(調剤薬局含む)を展開している。内訳は、札幌市内が28店舗で最も多く、旭川市内5店舗、函館市内、苫小牧市内各4店舗、釧路市内、帯広市内各3店舗、岩見沢市内、北見市内各2店舗、小樽市、北斗市、室蘭市、伊達市、北広島市、千歳市、江別市、空知郡中富良野町、上川郡東神楽町、河東郡音更町、釧路郡釧路町、中川郡幕別町に各1店舗となっている。



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