「ユニクロ」札幌大通ゾーン2店舗集約した「札幌ピヴォ店」と既存「ジーユー」の相乗効果、売場面積700坪で年商18億円見込む

流通

 4月19日に札幌中心部のファッションビル「ピヴォ」(中央区南2条西4丁目)にオープンしたファッション製造販売の「ユニクロ」が好調な売上げを確保している。近隣にあった2店舗を移転集約したもので、既に同ビルに入っていたユニクログループの「ジーユー」と合わせ、年商18億円程度になりそう。(写真は、ユニクロが移転集約したファッションビル「ピヴォ」=2013年4月24日撮影)
 
「ユニクロ」は札幌大通ゾーンで、これまでフアッションビル「コスモ」の「札幌コスモ店」と地下街ポールタウン内の「札幌ポールタウン店」で営業展開をしてきたが、4月18日にこの2店舗の営業を終了。翌19日から「ピヴォ」の7階、8階のフロアに移転集約、「札幌ピヴォ店」としてオープンした。
「札幌ピヴォ店」7階はレディス、8階はメンズ、キッズ、ベビーで売場面積は2層で約550坪。
  
 同店の客単価は2500円ほどで、移転集約による集客増が見込まれることから年間売上げは約12億円程度と見られている。
 また、既に6階にテナント入店していた「ジーユー」は売場面積が約150坪で年間売上げは約6億円。
 「ピヴォ」店内のユニクログループとしての売場面積は合計700坪程度になり、年間売上げも18億円と見込まれている。
 
 ユニクロは、JR札幌駅南口のエスタビル(札幌ターミナルビル)8階にも「札幌エスタ店」を展開しており、札幌中心部で駅前ゾーンと大通ゾーンの2ヵ所に大型店舗を構えることになった。

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