ユニクロ(本社・山口市、東京本部・東京都港区)とジーユー(本部・同都江東区)は、2023年8月31日(木)に札幌エスタ(札幌市中央区北5条西2丁目1)が閉館することに伴い、同館で展開している両ブランドの「札幌エスタ店」を、東急百貨店札幌店(北4条西2丁目2-1)に移転、9月8日(金)に「ユニクロ東急百貨店さっぽろ店」と「ジーユー東急百貨店さっぽろ店」としてオープンする。(写真は、「ユニクロ」、「ジーユー」も札幌エスタから移転することになった東急百貨店札幌店)

 現在の「ユニクロ札幌エスタ店」は、札幌エスタ5階、「ジーユー札幌エスタ店」は同8階でそれぞれ展開している。移転先の東急百貨店札幌店は7階のワンフロアに両ブランドが並ぶ。売り場面積は、「ユニクロ東急百貨店さっぽろ店」が約550坪、「ジーユー東急百貨店さっぽろ店」が約270坪。取り扱い商品は、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー。営業時間は10時から20時。

 東急百貨店(本社・東京都渋谷区)は、独自の多事業化ビジネスモデルである「融合型リテーラー」を進めているが、その一環として、「札幌店」の改装を段階的に実施している。既に、1階から4階は2023年2月より段階的に工事を行っており、売り場の再編集を行って4月から順次オープンしている。

 5階、6階、7階は4月24日からクローズ、9階は4月28日からクローズして改装工事を行っている。5階と6階には札幌エスタから「ビックカメラ」が移転、9階には「バンダイナムコアミューズメント」が移転してくることが発表されていたが、今回、7階に「ユニクロ」と「ジーユー」の移転入居も明らかになった。

 8階には「ハンズ札幌店」が従来から入っており、5階から9階までは集客力の高い大型専門店が複数揃うことになる。なお、東急百貨店札幌店は、2023年10月5日に開店50周年を迎える。札幌エスタのテナントの受け皿となることで、より地域に密着した商業施設を志向する。


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