パチンコ全国大手、マルハン(京都本社・京都市上京区、東京本社・東京都千代田区)のグループ会社、マルハンダイニング(本社・東京都江東区)は、北海道内の「マルハン」店舗に併設して「ファミリーマート」のフランチャイズ(FC)展開を始める。12月には、「マルハン苫小牧駅前店」(苫小牧市)と「マルハン琴似店」(札幌市西区)の敷地内や店舗内に「ファミリーマート」をオープンさせる。(写真は、12月にオープンする「ファミリーマート琴似マルハンサテライト店」)
(写真は、12月にオープンする「ファミリーマート苫小牧駅前マルハン店」)

 マルハンは、パチンコ店の駐車場敷地などを有効活用して、飲食・物販、アミューズメント施設の誘致をしている。コンビニエンスストアの敷地内出店もその一つで、北海道では「マルハン美しが丘店」(札幌市清田区)に「セイコーマート」、「マルハン苗穂店」(同市中央区)に「ローソン」が出店している。これら2店舗は、マルハンが店舗を建て、コンビニ運営会社に賃貸している形式。

 今回は、マルハンダイニングがファミリーマート(本社・東京都港区)のフランチャイジーとして出店する。全国的にはこうしたFC出店が増えており、パチンコ店舗敷地外でも出店を増やしているが、北海道では、まずパチンコ店舗に併設して出店する。「ファミリーマート苫小牧駅前マルハン店」(木場町1丁目3-2)は、敷地内に店舗を建設して運営、「ファミリーマート琴似マルハンサテライト店」(二十四軒2条1丁目2-53)は、店舗内のスペースを利用して出店する。

 マルハンは、道内に31店舗を展開しており、コンビニエンスストアを併設するのは4店舗になるが、今後も立地特性を生かしたコンビニの敷地内、店舗内出店が増えそうだ。



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