食品スーパーの産直(本社・札幌市)は11日、『生鮮市場西岡店』(札幌市豊平区西岡3条5丁目)をオープンした。鮮度と低価格で大手食品スーパーとの差別化を図っている同社の直営6店舗目。フランチャイズ展開しているJR生鮮市場を含めると14店舗目になる。同社の湯浅徳昭社長は「お客様のニーズに応えてこの店を早く軌道に乗せたい」と語った。(プレオープンの11日に西岡店には多くの買い物客が行列を作った=写真左。西岡店に導入したスピードレジ=写真右)
『生鮮市場西岡店』は、店舗面積約250坪。湯浅社長によると、同社が展開する『平岡店』(同市清田区平岡7条3丁目)、『ふしこ店』(同市東区伏古9条4丁目)とほぼ同面積。「当社にとってこれくらいの面積が一番使い易い」としており、空き店舗になっていたこの場所に居抜き出店したのは立地と面積が決め手になったという。
野菜や果物など青果の陳列方法は、2年前の7月にオープンしたJR生鮮市場新川店(同市北区新川2条1丁目)のモデルを踏襲するなど買う楽しさ、選ぶ楽しさも訴求している。
この店舗では、道内初導入とされる寺岡製のスピードレジ4台、精算機6台を設置しておりレジ待ちの解消を図っている。