イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、ご当地電子マネー「はこだてWAON」の利用金額の一部約440万円を寄付金として、函館市の大泉潤市長に贈呈した。市は乳幼児健康診査の備品や保育園の備品、児童館の図書購入費に活用する。(写真は、寄付金贈呈式。左から函館市・大泉潤市長、イオン北海道・青栁英樹社長=イオン北海道提供)
函館市とイオン(本社・千葉市美浜区)は、2014年10月に「協働のまちづくりに関する協定」を締結、その取り組みの一環として、ご当地電子マネー「はこだてWAON」を発行した。このWAONをイオングループ各店舗やWAON加盟店で利用した金額の一部が函館市に寄付され、同市は子育て支援事業に役立てる。
イオン北海道の2022決算年度(2022年3月~2023年2月)の寄付金総額は、440万4445円になった。2023年9月5日、函館市役所6階会議室で、イオン北海道の青栁英樹社長が、大泉潤市長に寄付金の目録を贈呈、大泉市長は青栁社長に感謝状を贈った。今回の寄付金は、乳幼児健康診査で使用する備品や認定こども園「函館市つつじ保育園」の備品、児童館の図書購入費に活用される。2014年度からの寄付金総額は2113万8594円、「はこだてWAON」の発行枚数は、9万1170枚(2023年2月末時点)となっている。