イオン北海道(本社・札幌市白石区)がスクラップ&ビルド(S&B)で建設する「マックスバリュ北郷店」(同市同区北郷2条7丁目336-5)の店舗概要が、明らかになった。同社が札幌市に大規模小売店舗の新設を届け出、市が2023年9月1日付で公告した。(画像は、「マックスバリュ北郷店」の全体配置図)
旧「マックスバリュ北郷店」は、サッポロドラッグストアーや弘栄堂書店など複数店舗と商業集積していたが、新店舗は鉄骨造2階建ての単独店舗になる。敷地面積は約1921坪(6342㎡)、建築面積は約762坪(2515㎡)、延べ床面積は約1335坪(4408㎡)。マックスバリュの店舗面積は、1階の約494坪(1633㎡)と2階の約248坪(821㎡)の計743坪(2454㎡)。2階には3テナントを誘致するが、物販ではない事業用店舗になる見込みで、こちらの店舗面積は計122坪(404㎡)。
敷地の南側に店舗を北向きに建設、北側に平面駐車場83台分を設ける。出入り口は、水源地通側と北郷通側の2ヵ所。オープン予定日は、2024年5月1日。旧「マックスバリュ北郷店」は、住友石炭鉱業の「JOY北郷店」を継承したもので、店舗面積は約326坪(1077㎡)だった。今度のS&Bによる新店舗は、2倍を超える店舗面積になる。
イオン北海道は、10月に「マックスバリュ山鼻店」(札幌市中央区)を新規オープンするほか、10月から11月頃には旧「マックスバリュ平岸店」(同市豊平区)のS&Bで「イオン南平岸店」、2024年5月には「イオン旭川春光店」(旭川市)のS&B新店舗のオープンを控えており、今秋から来春にかけて、建て替えを含めた新店舗ラッシュとなる。