コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、「砂川店」(砂川市西1条北10丁目1-17)を2年後をめどに移転新築する。既存店舗から約300m離れた場所で、2025年秋に新築オープンする予定。(写真は、「コープさっぽろ砂川店」の移転用地。中央小学校跡地の石碑が建立されている)
現在の「コープさっぽろ砂川店」は、敷地面積約1870坪(約6173㎡)、建物の延べ床面積約1101坪(約3636㎡)、売り場面積約550坪(1816㎡)、1995年にオープンした、国道12号沿いの店舗。土地建物は賃借物件で2025年に賃借期間が終了するため、売り場面積を大きくする目的もあり、新店舗を建てることにした。
新店舗の建設場所は、移転統合のため閉校した旧中央小学校跡地(西3条北9丁目1)。この跡地は、市役所新庁舎の候補地にもなったが、今後、公的に利用する予定がないため、市は売却を決めていた。敷地面積は約6060坪(約2万㎡)。市は売却額を1億4600万円としている。コープさっぽろは、今年7月に公有地購入の申請を市に行い、市は8月にも仮契約をして9月の市議会で承認後に売却する考え。
旧中央小学校跡地は、延べ床面積約909坪(3000㎡)以上の建物は建設できない用途地域のため、コープさっぽろは、制限以下の建物を2棟建設。1棟をコープ店舗、もう1棟をテナントとして賃貸する計画。旧店舗よりも1本西側の市道沿いとなる。
(写真は、現「コープさっぽろ砂川店」)