サツドラホールディングス(本社・札幌市東区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、2023年7月31日で「北海道くらし百貨店新千歳空港店」を閉店した。これによってリアル店舗は「アリオ札幌店」(札幌市東区)と「羽田エアポートガーデン店」の2店舗になった。(写真は、「北海道くらし百貨店新千歳空港店」)

「北海道くらし百貨店」は、北海道の食品・加工品、生活雑貨、工芸品など食とライフスタイルの価値提供を行う北海道の情報発信の場。事業コンセプトは、①北海道ならではの魅力をもった商品を日本中、世界中に広める②消費者の日常に北海道ブランドを手の届きやすい形で浸透させ、北海道の良品を通じてより良い日常の食卓・生活を提案する③北海道の生産者、作家、企業とともに北海道の経済活性化を目指す――というもの。

 1号店は2017年6月にオープンした「札幌ノルベサ店」(札幌市中央区)で、同年11月に「沖縄国際通り店」(那覇市)が続き、「新千歳空港店」は3店舗目だった。店舗は、新千歳空港国内線ターミナル2階の5番搭乗口付近にあり、店舗面積は約18坪(62・18㎡)。2019年3月に「ららぽーと柏の葉店」(千葉県柏市)、2021年4月に「アリオ札幌店」、2023年1月に「羽田エアポートガーデン」を出店してきた。

 コロナ禍やインバウンドの激減で、これまでに「札幌ノルベサ店」や「沖縄国際通り店」、「ららぽーと柏の葉店」を閉店しており、「新千歳空港店」も開店から5年での閉店となった。
※2023年8月7日記事一部修正しました。札幌市北区→東区。ご迷惑をおかけしました。

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