「ロフト」が初めて札幌大通ゾーンに登場、駅前「エスタ」から新顔「モユクサッポロ」に

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 ロフト(本社・東京都渋谷区)は、JR札幌駅前の商業施設「エスタ」閉館に伴い、2023年8月31日(木)で「札幌ロフト」の営業を終了し、大通ゾーンに新しく誕生する複合商業施設「モユクサッポロ」(札幌市中央区南2条西3丁目20)内に移転、同年9月29日(金)に「モユク札幌ロフト」としてオープンさせる。(写真は、「モユク札幌ロフト」の店舗イメージ)

「札幌ロフト」は、1997年3月にロフトの北海道1号店として札幌西武別館にオープン。2009年12月に札幌西武が閉館したため、2010年3月に「エスタ」6階に移転オープンした。今回、「エスタ」が、北海道新幹線札幌延伸をにらんだ市街地再開発事業のため閉館、ロフトは移転先として初めて札幌駅南口ゾーンから大通ゾーンを選んだ。

 移転先は、こちらも市街地再開発事業として2023年7月20日に誕生する、住居一体型複合商業施設「モユクサッポロ」の3階。店舗面積は約220坪で、現店舗の約924坪よりも大幅に縮小するが、「アリオ札幌ロフト」(約270坪)、「旭川ロフト」(約235坪)に近い面積になる。このサイズは、ロフトが地方の中心部で展開しているスタンダードタイプの広さで、都心型マーケットを対象にしたドミナント出店(集中出店)の一環。今後の札幌圏での複数出店を視野に入れた、最初の店舗となりそう。

「モユクサッポロ」3階には、「ソニーストア」が「モユクサッポロ」の開業に合わせて移転オープンすることになっており、9月29日からは「ロフト」と「ソニーストア」のジョイントフロアとなる。なお、8月31日に閉店する現「札幌ロフト」は、6月に実施したサンクスクーポン企画に続き、閉店までの期間、売り尽くしセールを実施する。

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