ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の主力事業である、リユースを展開するセカンドストリート(同・同)は、2023年6月24日(土)に「セカンドストリート北広島店」(北広島市中央3丁目1-3)をオープンさせる。北広島市内には、初出店で、これにより北海道は27店舗になる。(写真は、2023年6月24日にグランドオープンする「セカンドストリート北広島店」。左側はオープンが近い「コープさっぽろきたひろしま店」)
出店場所は、北広島市役所近くの2階建て建物「大谷木材ビル」1階。ここには、ホームセンター「DCMサンワ北広島店」が入っていたが、2022年2月末に閉店。その後、同じ敷地内の「コープさっぽろ北広島店」の建て替えに伴い、駐車場面積を広めるために「大谷木材ビル」の3分の1を取り壊す“減築”(床面積を減らすこと)を行ったうえで、「セカンドストリート北広島店」をリーシングした。
同店は、6月24日のグランドオープンに先駆けて、6月10日から先行買い取りを始めている。オープニングキャンペーンとして、買い取り価格は20%アップを行っている。「セカンドストリート」は、洋服、バッグ、靴などファッションアイテムを中心に家具、家電、生活雑貨などを幅広く扱う総合リユースショップ。全国に803店舗(2023年3月末)を展開、そのうち北海道には、札幌市内23店舗を含む46店舗を出店しており、「北広島店」で47店舗になる。
セカンドストリートの2023年3月期売上高は1308億3900万円で、その前の期よりも17・2%の増収となった。物価高による生活防衛手段としてリユース需要が高まっていることや、リユース購入に抵抗感が薄くなる意識の変化が、同社の売り上げを好調に押し上げている。売上総利益は622億4700万円、売上高総利益率は47%と高い。2024年3月期には国内65店舗を出店する予定となっており、「北広島店」以降も道内出店が続きそうだ。
なお、建て替え中の「コープさっぽろきたひろしま店」(建て替え後は平仮名表記、2階には無印良品が出店)もほぼ完成しておりオープンが近い。駐車台数は共用で289台。