アークス（本社・札幌市中央区）子会社の道北アークス（同・旭川市）は、歌志内市に小型食品スーパー「Da・marche（ダ・マルシェ）歌志内」を4月15日（土）にオープンさせる。道北アークスにとって7店舗目の「ダ・マルシェ」になる。
（写真は、「ダ・マルシェ沼田店」）
道北アークスは、2015年3月に旭川市内にプロセスセンター機能とトランスファー機能を持つ総合物流センター「DaMC」（ダマック）を開設。惣菜製品や水産、精肉製品などを集中的に生産、店舗に運ぶことで店舗業務を効率化、少人数での店舗運営が可能な仕組みをつくっている。
同社は、旭川市周辺で、生活に欠かせない食料品や日用品を提供する小型店「ダ・マルシェ」を各地域の農協などと共同で出店、買い物過疎地域の食インフラを支える役目を果たしてきた。今回、「ダ・マルシェ」が入店する建物は、歌志内市が公設民営方式で建設した商業施設で、歌志内市では、約14年ぶりの食品スーパーの新規出店となる。
歌志内市は、全国の市の中で、2739人（2023年3月末現在）と最も人口が少なく、高齢者比率も54%と高い。同社は、「ダ・マルシェ歌志内店」の出店によって、地域住民の買い物の利便性を高めるとともに、地域の雇用を生み出し、地域活性化に貢献する。
店舗では、簡単な調理で食べられるレンジアップ商品や冷凍食品のほか、野菜、水産品、精肉を豊富に揃える。対面レジとセルフレジを導入、100円均一の「ワッツ（Watt）」コーナーを併設、日用雑貨品も充実させる。売り場面積は約141坪（495㎡）、駐車場は15台収容、営業時間は10時から19時。
