DCM(本社・東京都品川区)が建設を進めている「DCM室蘭寿町店」(仮称、室蘭市寿町2丁目14番1)の完成が、間近になってきた。既に写真のように店舗の外観が姿を見せており、店舗のポールサインも建っている。オープン予定日の5月末に向けて、最終作業が急ピッチで進む。(写真は、完成が近い「DCM室蘭寿町店」)

「DCM室蘭寿町店」は、2020年3月末に閉校した室蘭市立東中学校跡地を利用して建設している。敷地面積は約9562坪(3万1555㎡)、床面積は約2506坪(8286㎡)。敷地内には、専門店や飲食店なども建設され、店舗集積が進む予定だが、「DCM」店舗が先行して建設されている。

 立地場所は、現在、解体工事がほぼ完了して更地になっている旧室蘭公設地方卸売市場から近い。同市場跡には、「イオン室蘭店」が移転新築される予定になっており、これによって、「DCM」や「イオン室蘭店」など大型商業施設が集積することになる。「DCM」は、室蘭市内に「弥生店」(東町1丁目8番1号)、「中島店」(中島本町1丁目10番1号)を展開している。(追記「弥生店」は2023年5月14日に閉店予定)

 室蘭市と登別市の境界付近は、街並みが連続して続いているため、明確な境界が分かりにくい。同様の境界には、釧路市と釧路郡釧路町の例がある。釧路町の境界付近には、商業施設が多く集積している。室蘭市と登別市の境界付近では、主に登別側に商業集積が進んでいるが、「DCM」の新店オープンや予定されている「イオン室蘭店」移転によって、室蘭側でも集積が進みそうだ。


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