デフレからインフレへの転換年になる2023年だが、北海道では店舗の新設や建て替えが数多く予定されている。大規模小売店舗立地法に基づく届け出が必要な店舗面積1000㎡を超えるスーパー、ドラッグストア、ホームセンターの新設、建て替えは現在までに10店舗が計画されている。今回は1月から6月までの上半期分を掲載する。(写真は、建設中の「スーパーセンタートライアル幕別店」=2022年11月18日撮影)

◆1月
・下旬予定「DCMニコット羅臼店」(目梨郡羅臼町知昭町25-1の内)。2022年12月31日で閉店した旧「DCMニコット羅臼店」の移転新築店舗。大店立地法上の届け出では2023年3月16日オープンだが、前倒しする。店舗面積は1179㎡(約357坪)。店舗設置者は、DCMニコット(本社・札幌市厚別区)。

◆3月
・7日予定「サツドラ留萌潮静(ちょうせい)店」(仮称、留萌市潮静1丁目1-1ほか)。店舗設置者は、札幌市中央区大通東2丁目の「サラサビル」などを所有、運営している不動産会社サラサ(札幌市中央区)。サッポロドラッグストアー(本社・同市東区)は店舗を賃借して運営する。店舗面積合計は1281㎡(約388坪)。

◆5月
・13日予定「スーパーセンタートライアル幕別店」(中川郡幕別町札内みずほ町160-1)。店舗設置者は、トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)、店舗面積の合計は5287㎡(約1602坪)。同社は十勝管内で、2020年5月27日に「スーパーセンタートライアル帯広東店」(帯広市東5条南3丁目12-1)をオープンさせており、管内2店舗目。

・29日予定「DCM室蘭寿町店」(室蘭市寿町2丁目14-1)。2020年3月末に閉校した室蘭市立東中学校跡地を利用してDCM(本社・東京都品川区)が建設。DCMが入る棟と専門店棟、飲食店棟の3棟からなり、店舗面積の合計は8582㎡(約2600坪)。

◆6月
・5日予定「スーパーセンタートライアル新発寒店」(札幌市手稲区新発寒1条1丁目1118-1ほか)。店舗設置者は、トライアルカンパニー(本社・福岡市東区)、店舗面積合計は、2127㎡(約644坪)。新店舗と背中合わせに「マックスバリュ新発寒店」、「サツドラクロスモール新発寒店」が並んでおり、ガチンコ対決となりそう。

・15日予定「コープさっぽろ北広島店」(北広島市中央3丁目2-4ほか)。オープンから45年で閉店した旧「コープさっぽろ北広島店」の建て替え店舗。土地は大谷木材産業(北広島市)から従来通り賃借して、自前で店舗を建てる。建物は2階建て、1階にコープさっぽろ(面積2380㎡=約721坪)、2階には無印良品(同2207㎡=約668坪)が入る予定。(以下、次回に続く)


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