3月に開業する「ES CON FIELD HOKKAIDO」(以下、エスコンフィールド)に最も近いスーパーマーケット「コープさっぽろ北広島店」(北広島市中央3丁目2-4)の建て替え工事が進んでいる。現在は、2階建て建物の鉄骨が組み上がった段階で、6月中旬のオープンに向け建設が着々と進んでいる。(写真は、建設が進んでいる「コープさっぽろ北広島店」)

 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)の旧「北広島店」は、1977年にオープンした店舗で、ホームセンターの「サンワドー北広島店」などとのショッピングセンターを形成していた。当時は、札幌郡広島町で道営北広島団地の造成が始まり、人口が急増していた頃だった。その頃の人口は約3万4000人。その後も人口増が続き、1996年9月に北広島市になり、現在の人口は約5万7000人。

 旧「コープさっぽろ北広島店」は、45年間にわたって広島町、北広島市の発展を支えてきたが、店舗老朽化によって閉店。旧建物の解体を経て、昨年10月から新店舗建設が始まっている。これまでと同様に大谷木材産業(北広島市)の土地を賃借して、コープさっぽろが自前で店舗を建てている。旧ホームセンター建物も一部リニューアルや携帯ショップの建て替えも進んでいる。

 店舗の1階は約721坪(約2380㎡)、2階は約668坪(約2207㎡)。1階にコープさっぽろ、2階に無印良品が入る予定。建物の設計、監理は清和設計事務所(北見市)、施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)。工事期間は6月15日までとなっている。

 新店舗は、エスコンフィールドに最も近いスーパーマーケットになる。周辺のコンビニは、ファイターズ仕様に衣替えするなど、エスコンフィールドを盛り上げる演出を繰り広げ始めた。6月中旬に開業する「コープさっぽろ北広島店」は、ファイターズとどんなコラボを展開するのか、新店舗とともに市民の期待が高まっている。


62人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。