ニトリが「伊那店」、「宜野湾店」を15日に2店同時オープン、創業以来46年間で国内外300店舗を達成

流通

 家具・インテリアチェーンのニトリホールディングス(本社・札幌市)は15日にオープンする「伊那店」(長野県)と「宜野湾店」(沖縄県)で国内外300店舗体制を達成する。1967年の創業以来、46年で300店の大台に乗せた。
 
 15日にオープンする「伊那店」(長野県伊那市)の店舗面積は約1000坪、「宜野湾店」(沖縄県宜野湾市)の店舗面積は約1500坪。
 
 同社は、似鳥家具店として1967年に札幌市北区で創業。創業者の似鳥昭雄氏(現ニトリホールディングス社長)が、創業当初に流通業界の経営者交流会「ペガサスクラブ」に入り米国視察で米国の家具・インテリアチェーン店に衝撃を受け、国内に住まいの豊かさと実現したいという強い信念でチェーン展開を始めたのが今日のスタートになっている。
 
 93年に道外1号店を茨城県に出店、その後は道外出店を積極化し、2003年に100店、09年に200店を達成、それからわずか4年で300店になった。
 
 10店舗以上出店しているのは、北海道(19)、茨城(10)、千葉(18)、東京(12)、埼玉(16)、神奈川(15)、愛知(15)、大阪府(15)、兵庫(10)、福岡(12)と07年から出店を始めた台湾(14)の国内1道1都1府7県と海外1国。今秋には米国ロサンゼルスに進出、米国への上陸を予定している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER