体験型アウトドア施設の整備、運営を目的にアイビック(本社・札幌市東区)やスノーピーク(同・新潟県三条市)、ティムコ(同・東京都墨田区)などの共同出資で設立されたキャンパーズアンドアングラーズ(略称、CAA)は、大規模小売店舗立地法に基づき、北広島市に店舗を新設する届け出を北海道に行った。2月9日、道が届け出を告示した。(写真は、CAAが新設する体験型アウトドア施設の整備エリア=CAAの記者発表資料より)

 店舗の名称は「CAA北広島」(仮称)。出店場所は、北広島市美沢5丁目1-1で、合田観光商事(本社・札幌市中央区)が2006年8月から2021年8月まで15年間運営してきた、パチンコ店「ひまわり北広島店」跡を利用する。店舗設置者は、合田観光商事の持ち株会社ひまわりホールディングス(同・同)。運営はCAAが行う。

「CAA北広島」は、物販棟と飲食棟の2棟からなり、物販棟は既存のパチンコ店建物をリニューアルして利用、飲食棟は新設する。大店立地法に基づく店舗新設の届け出が必要なのは物販棟のみで、店舗面積は約383坪(1265㎡)、駐車場の収容台数は52台、駐輪場の収容台数は5台。物販棟のオープン予定日は、2023年9月28日。

 物販棟には、アウトドアショップのほか、道内の体験フィールドのインフォメーション、北広島市の地方創生に関わる事業展開の情報発信も行う。施設では、隣接する北広島レクリエーションの森や輪厚川を利用したキャンプ&フィッシングのアウトドア体験も行えるように整備、飲食棟を含めたグランドオープンは、2024年春頃になる。



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