存在感高まる「業スー」北海道28店舗目、札幌・北区の「屯田店」きょう12月15日オープン

流通

 低価格でオリジナル商品が多いスーパー「業スー」としてコアなファンが多い「業務スーパー」の「屯田店」(札幌市北区屯田6条3丁目8-18)が、きょう12月15日にオープンする。北海道28店舗となり、札幌市内は12店舗目。買い物需要が高まる歳末に向け新規オープン、新たな「業スー」ファンも増えそうだ。(写真は、きょう12月15日にオープンする「業務スーパー屯田店」)

「業務スーパー屯田店」は、東15丁目・屯田通と新琴似通の交差点の東南角ゾーンに位置する。個人所有の約608坪(2007㎡)を賃借して、「業務スーパー」の全国最大のフランチャイジーであるG-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)が建設した。店舗の設計、監理は一級建築士事務所大和ハウス工業北海道支社(札幌市東区)、施工は大和ハウス工業北海道支社。
 店舗面積は、通常の「業務スーパー」より広く、商品点数もやや多い。肉製品はバックヤードで店内加工を行い、野菜や果物、酒も揃える。惣菜関係は取り扱っていない。

 オープンチラシによると、15日は和歌山県産ほかのみかん1箱5kg780円(税別)、北海道産じゃがいも1箱10kg598円(同)、国産豚肉小間切れ(モモ・肩)1kg以上100g当たり68円(同)、若鶏もも肉2kgパック1200円(同)などで、16日(金)も宮城県産いちご1箱4パック980円(同)、熊本県産トマト1箱4kg980円(同)、国産若鶏むね肉2kgパック680円(同)など、お買い得品が並ぶ。

「業務スーパー」は、フランチャイザーの神戸物産(本社・兵庫県神戸市)が国内外の協力工場で製造したオリジナル加工食品などを、フランチャイジーの各店舗で販売する製販一体型のスーパー。EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)がコンセプトにもなっている。
 
 全国的には10月に1000店舗を突破、10月末で1007店舗を出店している。北海道では、G-7スーパーマートを含めて6社が「業務スーパー」をFC(フランチャイズ)展開している。2021年は年間5店舗、2022年は「屯田店」を含めて7店舗の出店になり、北海道で1年間の「業スー」出店としては、過去最多になった。営業時間は9時~21時。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER