コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、「コープさっぽろ北広島店」(北広島市中央3丁目2-4)の建て替え工事を開始した。前店舗は平屋建てだったが、新店舗は2階建てとし、1階にコープさっぽろ売り場、2階はテナントとして無印良品が入る見通し。オープン予定日は、2023年6月中旬となっている。ボールパーク開業で変わる北広島市の賑わいを後押しする。(写真は、「コープさっぽろ北広島店」建て替え新店用地)

「コープさっぽろ北広島店」は、1977年にオープンした店舗。築後、45年が経過し、建物や設備機器の老朽化が進んでいるため、現在地でのスクラップ&ビルドを決めた。前店舗は今年5月20日に閉店、その後建物の解体工事が進み、9月には更地になっていた。

 このほど着工した新店舗は、従来通り大谷木材産業(北広島市)の土地を賃借、コープさっぽろが自前で店舗を建てる。1階は約721坪(約2380㎡)、2階は約668坪(約2207㎡)、1階にコープさっぽろ、2階に無印良品の予定。無印良品とコープさっぽろのコラボ店舗は、「やまはな店」(札幌市中央区)と今年10月にオープンした「そうえん店」(同)に続いて3店舗。無印良品の店舗としては、道内最大規模になりそう。

 建物の設計、監理は清和設計事務所(北見市)、施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)。「そうえん店」と同様に風除室を兼ねたエントランスになる見込みで、エスカレーターも設置する。

 隣接する大谷木材産業ビルの増築部分には、「DCMサンワ北広島店」が入っていたが、同店は今年2月末に閉店。現在、増築部分の解体作業が行われている。また、同じ敷地内にあるラウディ(札幌市白石区)が運営する、「auショップ北広島」も建て替え工事が行われている。



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