旭川の地場商品を強化した低価格スーパー「ザ・ビッグ永山店」10月21日オープン

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、10月21日(金)9時に低価格食品スーパ―、ザ・ビッグ永山店(旭川市永山5条19丁目1-41)をオープンさせる。旭川市内4店舗目のザ・ビッグ店舗になる。(写真は、10月8日にザ・ビッグ永山店で行われた植樹=イオン北海道提供)

 北海道のザ・ビッグは、旧マックスバリュ北海道が本州のイオングループ企業が開発したディスカウント業態を導入して、2010年2月に既存店舗をザ・ビッグエクスプレス平岸店(札幌市豊平区)に転換オープンさせたのが最初。当時、旧マックスバリュ北海道は業績不振の渦中にあったが、ザ・ビッグ業態が消費者に受け入れられ、反転攻勢のきっかけになった業態だった。以降、既存店のザ・ビッグ転換を進める一方、新規出店も行い、現在は札幌市内9店舗のほか、釧路市内4店舗、旭川市内3店舗、岩見沢市内、江別市内、士別市内に各1店舗の19店舗を展開している。

 旭川市内では、2店舗目の緑が丘店を2017年11月24日に新設オープン、2020年3月27日にはアモール店を居抜き出店している。今回、オープンする永山店は新設店舗で、売り場面積は約596坪(約1970㎡)。

 惣菜売り場では、札幌市内のザ・ビッグで先行販売して大好評の「焼き豚がたくさん入ったこだわりの炒飯」、「ダブルソースが決め手の太麺焼きそば」、「柔らかロールいなり寿司」を導入するほか、地元旭川の地酒「男山」の酒粕を使用した「知床鶏胸肉ザンギ」を販売する。

 冷凍食品売り場は、ザ・ビッグでは最大の品揃えを行い、冷凍フルーツや大手外食チェーンの味を楽しめる商品も展開する。畜産売り場では、高砂酒造の酒粕を使用した「豚ロース味付け肉」や旭川名物「新子焼き」の会が推奨するたれを使用した「若どりももの味付け肉」、日本醤油工業のだし醤油を使用した「豚トントロスタミナ丼」など、地元旭川の商品を展開する。

 水産売り場では、食べやすい骨取り済み商品の品揃えを強化、さけ、さばに加えて新たに縞ほっけを販売する。農産売り場では、年々需要が拡大しているトマトの品揃えを強化、原材料にこだわったトマトジュースも販売し、ザ・ビッグ最大級のトマト売り場を展開する。通常営業時間は8時~21時、年中無休、駐車台数は約170台。

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