道内の上場食品スーパーの中で毎月の売上げ情報を開示しているのは3社。その中で、ジャスダック・札証上場のダイイチ(本社・帯広市)が先陣を切って昨年12月の売上速報を明らかにした。それによると、全店売上げは103・2%で既存店100・8%となり一昨年12月をクリアーした。(写真は、ダイイチ本社)
ダイイチが発表した月次情報によると、全店の合計は103・2%で一昨年12月の106・3%より3・1ポイント減少、既存店ベースでは100・8%となりこちらも一昨年12月比2・4ポイントのマイナスとなったが、いずれも前年をクリアーし好調な売上げを記録した。
部門別は、次の通り。
青果104・4%
水産101・0%
畜産105・8%
惣菜102・6%
デイリー103・3%
一般食品103・2%
日用雑貨99・9%
その他103・5%
食品部門は生鮮、グローサリー部門ともに前年をクリアーしている。
一方、客数は99・9%で0・1ポイントの減少、客単価は103・4%と伸びた。
ダイイチの店舗は帯広地区10、旭川8、札幌3の合計21店舗。そのうち、札幌地区の発寒中央駅前店は、一昨年の12月22日にオープン、昨年は出店がなかった。
道内の上場食品スーパーのうち、毎月の売上げ情報を開示しているのは、ダイイチのほかにマックスバリュ北海道とアークス。12月は食品スーパーの売上げが一年を通して最も大きくなる月。
他社の動向は随時報道する。