イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、低価格スーパーのザ・ビッグエクスプレス平岸店(同市豊平区平岸2条2丁目3-28)をリニューアルする。8月23日(火)から一時休業し、9月上旬にオープンさせる。(写真は、ザ・ビッグエクスプレス平岸店)
ザ・ビッグエクスプレス平岸店は、2010年2月2日、イオン北海道と合併する前の旧マックスバリュ北海道が、同社初のザ・ビッグとしてオープンさせた店舗。元々は住友石炭鉱業系のスーパー、ジョイのプライスマートだったが、2008年4月に旧マックスバリュ北海道がジョイを吸収合併、店舗屋号をそのまま使っていた。
当時、旧マックスバリュ北海道は業績低迷に苦しみ、その打開策として同じイオングループのマックスバリュ西日本(本社・広島市南区)が確立していた格安業態「ザ・ビッグ」の移入を決め、プライスマートが転換1号店になった。低価格業態は消費者に受け入れられ、同店は大幅に売り上げを伸ばし、同社は苦境脱出のきっかけを掴んだ。ザ・ビッグエクスプレス平岸店は、現在19店舗あるザ・ビッグの原点となった店舗。
2015年11月に一度リニューアルを行っているが、今回は7年ぶりの大型リニューアルになる。店内トイレの移設工事を先行して行っているほか、売り場ゾーニングの変更や各種陳列ケースの入れ替え、冷凍食品、惣菜、リカー、日用品の品揃えを拡大するもよう。店舗面積は約346坪(1143㎡)。8月22日(月)18時で閉店して8月23日から一時休業、9月上旬のオ―プンを予定している。テナントのクリーニングパオは、8月21日(日)で閉店する。
なお、同社が今期に入って大型リニューアルを行うのは、4月のザ・ビッグ鳥取大通店(釧路市)、5月のマックスバリュ北32条店(札幌市北区)、6月のマックスバリュ東札幌店(同市白石区)に次いで4店舗目となる。