ホーマックニコット羅臼店、移転増床で店舗面積1000㎡超える規模に

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 小商圏ホームコンビニのホーマックニコット羅臼店(目梨郡羅臼町)が、隣接地に建て替え増床する。店舗面積は1179㎡(約357坪)となり、大規模小売店舗立地法の届け出が必要な1000㎡(約303坪)を超える規模になる。店舗名もDCMニコットに変える。2023年3月16日のオープンを予定する。(写真は、2018年にオープンしたホーマックニコット月形店)

 DCMニコット(本社・札幌市厚別区)が展開するホーマックニコットは、商業過疎地でも普段使う商品がすべて揃う小商圏型ホームコンビニ。過去4年間の出店実績を見ると、2018年に秩父別店(雨竜郡秩父別町)、利尻店(利尻郡利尻富士町)、月形店(樺戸郡月形町)、2019年に更別店(河西郡更別村)、白鳥台店(室蘭市)、2020年に津別店(網走郡津別町)、2021年に増毛店(増毛郡増毛町)、上ノ国店(檜山郡上ノ国町)と毎年コンスタントに出店を続けている。2022年2月末現在の店舗数は、北海道68店舗、青森県15店舗、秋田県11店舗、茨城県6店舗、岩手県5店舗、山形県3店舗、宮城県1店舗の計109店舗。店舗面積は大店立地法の届け出が必要ない1000㎡以下が大半。

 ホーマックニコット羅臼店も店舗面積約303坪以下の店舗だったが、今回の移転建て替えに伴い店舗面積を1000㎡超に増やす。同店は、2021年5月に100円ショップCan★Doの売り場も導入しており、隣接地への建て替え増床によってワンストップショッピングの利便性をさらに高める。また、店舗名もDCMニコット羅臼店に変える。店舗面積が1000㎡を超えるホーマックニコットは、2018年に移転建て替えをした利尻店がある。

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