東亜産業(本社・東京都千代田区)が展開する24時間営業の半額専門店「TOAmart(トーアマート)」の「札内店」(中川郡幕別町札内中央393-1)が、4月29日にオープンした。十勝地区では「帯広店」(帯広市西6条南24丁目1-13-3)に次ぐ2店舗目。(写真は、「TOAmart札内店」)

「TOAmart」は、日用雑貨、美容・健康器具、食品などの企画開発・製造、卸を行っている東亜産業が2021年11月から全国展開を始めた24時間営業の半額専門店。コロナ禍で消費者の低価格ニーズが強まると考え、問屋を介さない直接仕入れを行い、半額専門をコンセプトにしている。コンビニエンスストアをベンチマークにしており、同社では2021年に100店舗、2022年5月に300店舗、同年夏頃には500店舗の出店を目標にしている。

 4月29日にオープンした 「札内店」は、国道38号線沿いにあった酒とコメのディスカウント店「BIGテキサス札内店」跡に居抜き出店したもので、北海道では11店舗目。全国店舗数は138店舗で、同社が計画している今年5月300店舗という目標の半分にも到達していない。ただ、道内でも5月中に亀田郡七飯町、檜山郡江差町、苫小牧市への出店が決まっており出店ペースは落ちていない。

 扱っている商品は、食料品、菓子、ドリンク、日用消耗品、衛生用品、台所用品、電化製品、化粧品、健康グッズ、美容家電、ブランド品、旅行用品、衣料品、バラエティグッズ、アウトドア用品、スポーツ用品、インテリア、ペット用品など多岐にわたる。同社では、メーカーや問屋の在庫処分の買い取り、リニューアル商品の移行に伴う既存商品の買い取り、閉店による在庫買い取りなどを行い、半額コンセプトの商品販売を続ける。


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