イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、あす4月9日(土)に釧路市にある低価格スーパー「ザ・ビッグ鳥取大通店」(鳥取大通9丁目9-29)をリニューアルオープンさせる。3月28日から10日間一時休業、売り場ゾーニングの変更など開店以来の大幅改装を行った。(写真は、4月9日にリニュアールオープンする「ザ・ビッグ鳥取大通店」)

「ザ・ビッグ鳥取大通店」は、2013年10月、釧路市鳥取大通地区の国道38号線沿いに開店した店舗。当時は、「マックスバリュ」から「ザ・ビッグ」への業態転換が中心だったが、「鳥取大通店」は、「ザ・ビッグ」として初めての新設店舗だった。イオン北海道と合併する前の旧マックスバリュ北海道が出店した店舗で、これによって同社が展開する釧路市内のSM(食品スーパー)3店舗は、いずれも「ザ・ビッグ」になり、2020年3月に新生イオン北海道が誕生して以降は、大型店の「イオン釧路昭和店」と「ザ・ビッグ」の4店舗体制になっている。

 今回の「ザ・ビッグ鳥取大通店」のリニューアルでは、冷凍食品の品揃えを拡大するため、リーチインケースを新たに導入、商品数を2倍に増やすほか、まとめ買い需要に対応するためハンバーグ、とんかつなど業務用冷凍食品の品揃えも拡大する。畜産売り場では、鹿児島のブランド豚「六白黒豚」の餃子、植物性飼料で育てた「米どり」のからあげなど冷凍半調理品の商品数も増やす。

 水産売り場には、釧路創業の専門店「釧之助」の干物や珍味を品揃えして冷凍塩干商品を充実、塩鮭も一尾から切り落としまで種類豊富に揃える。スパカツやザンたれといった釧路名物を弁当にした「ご当地プレート」、塩味が特徴で店内焼き上げの「ローストレッグ」も新規に販売する。その他、リカーや飲料の品揃えを増やし、日用品売り場スペースを1・2倍に拡大、支払いセルフレジも新たに3台導入する。売り場面積は約654坪(約2160㎡)、営業時間は8時~21時、駐車台数は約190台。


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