サッポロビール(本社・東京都渋谷区)は2月28日、サッポロファクトリーアトリウム(札幌市中央区北2条東4丁目)で「サッポロ クラシック」リニューアル・新CM発表会を実施した。1月出荷分から道産ホップを一部使用するなど順次リニューアルしたことに伴い新CMを制作したもので、発表会にはCMに登場するオクラホマさんが参加した。新CMは、同日から北海道エリアで放映が開始された。(写真は、「サッポロ クラシック」リニューアル・新CM発表会のフォトセッション)
新CMは、これまでと同様に、TOKIOの松岡昌宏さん(45、札幌市出身)とオクラホマの藤尾仁志さん(43、兵庫県姫路市出身)、河野真也さん(41、大阪府東大阪市出身)が登場。3人がリニューアルした「サッポロ クラシック」に使用されている上富良野町のホップ農家を訪れ、素材のおいしさやこだわり、北海道への感謝の思いを表現。最後に、今回から採用した新キャッチコピー『おいしくなった、それ以上だ』が登場する内容になっている。タイトルは「ホップ」篇で15秒と30秒。ブランドサイトでは、CM本編、メイキング動画、WEB動画「潜NEW!CLASSIC」を公開している。
小野寺哲也・サッポロビール上席執行役員北海道本部長兼北海道本社代表は、「『サッポロ クラシック』は今年発売38年目。さらに愛され道民に寄り添うブランドになるため、今年7年ぶりのリニューアルを実施した。道産ホップをふんだんに使用し、道産大麦も一部使用、パッケージも道産素材使用を訴求するものにした。これに伴い、テレビCMを刷新するとともに北海道の感謝を体現した売り場販促を展開する」と話した。
河野さんは「リニューアルによって北海道の食材により合うようになったと思う」と語り、藤尾さんは「CMを見て土地の風景や生産者の思いを感じて飲んでいただきたい」と話した。松岡さんは、「『サッポロ クラシック』は、自分と生まれ故郷の北海道を繋げてくれているもの」とビデオメッセージで述べた。松岡さんは2014年から、オクラホマさんは、2017年から松岡さんと一緒に「サッポロ クラシック」のCMに登場している。なお、サッポロファクトリーアトリウムのエレベーターは、期間限定でリニューアルした「サッポロ クラシック」仕様に装飾されている。