ホームセンターのコメリ(本社・新潟市南区)は、2月25日(金)に北海道10店舗目、十勝管内では2店舗目の大型ホームセンター「コメリパワー音更店」(河東郡音更町木野大通西16丁目1-11)をオープンさせる。同社の通常のホームセンター業態である「ハード&グリーン音更店」を増床、「パワー」業態に転換した。(写真は、「コメリパワー」の店舗看板)
同店は、「コメリハード&グリーン音更店」として展開してきた。もともとは、1994年3月にヤマキ(秋田県能代市)が「ホームセンターヤマキ音更店」として開業。その後、ヤマキは2002年のコメリとの資本業務提携を経て、子会社になり2009年にコメリに吸収合併された。その過程で、店舗名は「ハード&グリーン」に改称された。コメリが本格的に北海道に進出する2014年以前は、ヤマキ由来の同店と「旭川永山店」(旭川市)がコメリの北海道拠点だった。
ともあれ、今回、「ハード&グリーン音更店」に隣接するスポーツ用品販売の「アルペン音更店」が2020年9月に閉店したことを受けて、コメリが居抜き出店、「PRO館」を展開することになった。店舗面積は、これまでの約1126坪(3718㎡)から約2076坪(6851㎡)と1・8倍の増床になった。
「コメリパワー」は、①いつでも低価格の「パワープライス」②プロのニーズに対応した本格的資材売り場③住まいの改善提案や要望に対応するデザインセンター④ホームファッションブランド「アテーナ」の展開⑤ペット用品の「ペットアミ」コーナーと園芸館の展開ーーが特徴。店舗内のPB(プライベートブランド)比率は40%を超えている。「音更店」では、「ハードグリーン」にはなかった「ペットアミ」コーナーを新設している。
十勝管内の「コメリパワー」は、「帯広南店」(帯広市清流2丁目12-6)に次いで2店舗目。「ハード&グリーン」は、「十勝清水店」(上川郡清水町南3条11丁目2-1)の1店舗となっている。