アークス(本社・札幌市中央区)は1月6日、2022年2月期の第3四半期(2021年3月1日~2021年11月30日)決算を発表した。オータニ(本社・栃木県宇都宮市)のグループ入りで、売上高は前年同期間比3・6%増の4296億8100万円だったが、既存店売上高は同99・5%となり、営業利益は同17・4%減の111億4800万円だった。10月からアークスグループのラルズ(同・同)が開始した「アークスオンラインショップ」は、「想定以上の好調な滑り出し」(アークス・古川公一副社長)とした。(写真は、第3四半期決算を説明するアークス・古川公一副社長)

 既存店売上高は、第1四半期(3~5月)が前年同期間比96・0%、第2四半期(6~8月)が100・8%、第3四半期は99・5%と推移。第3四半期は、10月に緊急事態宣言が解除され、11月には人流が増えて百貨店や外食に消費が向かい、「週を追うごとに売り上げが前年を割り込んでいった」(古川氏)。日曜日が昨年よりも1回少なかったことや天候の影響も受け、既存店(北海道分)売り上げは同95・4%にスローダウンした。

 古川氏は12月の売上高にも触れ、「アークス既存店は97・5%だったが、ラルズは98・5%で一昨年の12月を超えており、年末4日間の数字もまずまずだった。年が明けて5日までの数字はアークス既存店で98・1%だった」と述べ、通期予想の売上高5720億円、営業利益162億円、経常利益180億円、純利益111億円は「十分達成可能」(古川氏)とした。

 10月にスタートさせた「アークスオンラインショップ」は、当初札幌市と石狩市の約22万世帯が対象だったが、12月7日から約48万世帯に対象を拡大。古川氏は、「ウイスキーやワインなど、店舗で扱っていない高額商品の取り寄せが多く、1人当たり買い上げ単価は1万円を超えるケースもある。そういった商品を除いても、平均7000円でリアルのスーパーの売り上げ単価よりかなり高く、想定以上に買い上げ単価が上がっている。計画ありきではなく、実証実験なので、今後は状況を見ながら展開を深めていく」と話した。



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