低価格食品スーパー「業務スーパー」が12月上旬、札幌市白石区菊水元町5条2丁目2-8で「菊水元町店」をオープンさせる。中規模サイズのスーパーで、加工食品を中心に格安で提供するのが特徴。札幌市内の「業務スーパー」はこれで9店舗目になる。(写真は、「業務スーパー菊水元町店」の出店場所)
「業務スーパー」は、神戸物産(本社・加古川市)がフランチャイザーとなって展開する食品スーパー。同社が国内外の協力工場で生産するプライベートブランド(PB)のグロサリー(生鮮以外の食品)商品を中心に、製販一体の低価格で提供するのが強み。約7割が神戸物産のPBで、フランチャイジーが水産以外の精肉や青果も独自仕入れで取り扱っている。
「菊水元町店」を運営するのは、G-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区)。同社は、「業務スーパー」の最大フランチャイジーで全国171店舗を展開、北海道では、「八軒店」(札幌市西区)、「月寒西店」(同市豊平区)、「上野幌店」(同市厚別区)、「千歳店」(千歳市)、「恵庭店」(恵庭市)、「清田店」(札幌市清田区)、「月寒東店」(同市豊平区)、「厚別西店」(同市厚別区)、「小樽店」(小樽市)、「西野店」(札幌市西区)の10店舗を展開している。
「菊水元町店」の出店場所は、南7条米里通沿いで、有限会社ウチダ商会(札幌市白石区)が建築主となって建設中の平屋建ての建物に入る。G-7スーパーマートは、今年7月15日に「西野店」を出店しており、今年2店舗目となり、白石区初出店となる。
「業務スーパー」は、北海道での出店攻勢を進めている。G-7スーパーマートの他にも三ッ輪商会(本社・釧路市)が、8月5日に「釧路中央店」(釧路市)を出店、12月上旬にはカワサキ(同・茨城県水戸市)が「北見店」(北見市)、パスポート(同・川崎市宮前区)が「伏古店」(札幌市東区)を出店する予定。今年中に道内店舗数は21店舗と20店舗を超える。なお、「菊水元町店」の近くには、「コープさっぽろ菊水元町店」(菊水元町6条1丁目)、「北雄ラッキー菊水元町店」(菊水元町3条2丁目)がある。