ディスカウントストア「トライアル」を全国展開しているトライアルカンパニー(本社・福岡市東区)は、12月初旬に「メガセンタートライアル旭川店」(旭川市6条通14丁目64)をオープンさせる。同社の旭川市内の店舗は、3店舗目になる。(写真は、「イトーヨーカドー旭川店」が入っていた建物)

 出店するのは、今年5月9日で閉店した「イトーヨーカドー旭川店」の店舗跡。イトーヨーカドー旭川店は、1980年にオープンした大型スーパー。地下1階、地上4階建てで、店舗は地下1階、地上1~2階、3~4階は駐車場、売り場面積は約3636坪(1万2000㎡)。オープンから41年、周辺環境の変化や競合店舗の進出で不採算となり、41年の歴史に幕を閉じた。
 建物所有者は、北洋銀行(本店・札幌市中央区)系の不動産会社、交洋不動産(本社・同)。イトーヨーカドー閉店後、わずか1ヵ月後の6月中旬、トライアルが後継出店することが本決まりになっていた。

 後継店舗として、食品スーパー数社が取り沙汰されたが、食品だけでは採算確保が厳しく、食品の他にもカー用品や家電、衣料、ペット用品などを総合的に揃えたディスカウントショップ「トライアル」が入ることになった。
 トライアルカンパニーは、北海道で25店舗を展開、そのうち旭川市内では「神楽店」(神楽4条2丁目)と「永山店」(永山3条4丁目)の2店舗を営業しており、2店舗とも居抜き出店。今回も居抜きでの出店を踏襲した。「メガセンター」業態は、カウボーイ店舗跡に出店した「メガセンタートライアル伏古店」(札幌市東区)に次いで2店舗目になる。



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