ラルズ(本社・札幌市中央区)は、「ラルズマート発寒店」(同市西区発寒14条4丁目2—23)を「スーパーアークス発寒店」に転換リニューアル、8月27日(金)にオープンさせる。(写真は、「ラルズマート発寒店」)
「ラルズマート発寒店」は、1991年に「ラルズストア」としてオープン、2006年に「ラルズマート」に転換した。設備老朽化も進んでいるため、このほど約2億円を投じて全面的にリニューアルすることにした。店舗は8月17日(火)15時で一時閉店、18日(水)から26日(木)まで9日間休業する。冷ケースを全て取り換えるほか、売り場レイアウトも変え、水産売り場の新鮮素材を使った「魚屋の寿司」コーナーの導入や冷凍食品の強化などを進める。また、新たにベーカリーコーナーを設置、セミセルフレジの台数も増やす。
売り場面積は約510坪で「スーパーアークス」業態では中型店の位置付け。昨年11月に「ホクレンショップ」跡に居抜き出店した「スーパーアークス東苗穂店」(札幌市東区)と品揃えはほぼ同じになりそう。
ラルズは、「発寒店」の半径3㎞圏内に「ビッグハウス新川店」(北区)、「スーパーアークス新琴似店」(同)、「スーパーアークスエクスプレス」(同)、「ビッグハウスウエスト」(西区)、「スーパーアークス宮の沢店」(同区)をドミナント(集中)展開している。今回の「発寒店」の大幅リニューアルを前に、「ビッグハウスウエスト」の商品陳列見直しをするなど、ドミナント効果を最大限発揮できる環境を整備した上で、「スーパーアークス」への転換を進める。
同社の猫宮一久社長は、「リニューアルによって売り上げを15%引き上げたい」と話す。