苫小牧市や札幌市などで食品スーパー「フードD365」を展開する豊月(本部・苫小牧市)の2021年1月期決算は、売上高157億9400万円、経常利益4億5000万円となり、前期比2%の増収、60%の経常増益になった。(写真は、2020年10月8日にスクラップ&ビルドで増床オープンした「フードDエクスプレス見山店」)

 期中の昨年5月から10月まで建て替えのため休業していた「見山店」(苫小牧市見山町2丁目3ー4)と8月末で閉店した「Vian」(同市日新町2丁目1—31)の売り上げが減少したが、コロナ禍の巣ごもり需要の影響を受け減少分を補った。また、チラシの回数を減らすなど販促費を抑えたことで利益面の押し上げ効果があった。期末の店舗数は、12店舗で前期末より1店舗減少した。

 22年1月期は、店舗の新設やリニューアルの予定はないが、「OASIS」(同市澄川1丁目2—11)の建て替えに向けて店舗周辺の土地買収を進める。同店の建て替えは、23年1月期を想定している。
 同社は、ローカルスーパーとして生き残るために、広域から買い物客を集客することが条件になるとして、生鮮食品強化とディスカウント(DS)路線を進めていく考え。豊岡憲治社長は、「各店舗の青果・水産・精肉の生鮮商品の比率を店舗売り上げの50%以上に高めていくほか、札幌市内では新たなDS業態の展開を模索する」と話している。



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