ヤマダ電機(本社・群馬県高崎市)は、札幌市中央区北1条西8丁目1—2の「家電住まいる館YAMADA札幌本店」を新業態の「Tecc LIFE SELECT札幌本店」(仮称)にリニューアルする。「暮らしまるごと」をコンセプトにした新業態店舗で、北海道で初導入となる。(写真は、「テックランド」時代の「札幌本店」)
「家電住まいる館YAMADA札幌本店」は、「テックランド札幌本店」として2009年にオープン。旧札幌市立病院跡地の一部を使って建てられた店舗で、以前はSTVが札幌メディアパーク・スピカを建設、運営していた土地を利用した。「テックランド札幌本店」から「家電住まいる館YAMADA札幌本店」への業態転換は、19年7月だった。
「家電住まいる館」は、家電から快適な住空間までをトータルにコーディネート提案する店舗で、売り場には、家電製品のほか家具・インテリア、ホームファッション、リフォームコーナーを設置。日用品や食品、化粧品、おもちゃ、ゲームなども揃えている。道内では全37店舗のうち、「家電住まいる館」は、web.com店舗(インターネットとリアル店舗を融合させた店舗)を含めて6店舗。
今回、「家電住まいる館札幌本店」を新業態「Tecc LIFE SELECT」に転換するため、5月29日から6月4日(金)まで閉店大処分を実施、6月中に新業態店舗をオープンさせる。ヤマダ電機は、新たな成長戦略の一つとして、「暮らしまるごと」をコンセプトにした新規出店を21年下期から全国で年間30店舗出店する計画を立てている。北海道では、まず「札幌本店」をこのコンセプトをべースにリニューアルすることにした。