遅くなるコンビニ出店ペース、「ローソン」札幌市内で9カ月ぶりの新規路面店

流通

 ローソン(本社・東京都品川区)は、今年に入って札幌市内初の新店、「ローソン札幌本通二十一丁目店」を5月13日(木)にオープンさせる。南郷通を挟んだ向かい側には「セブンーイレブン札幌南郷通21丁目店」があり、さながらコンビニ南郷通対決の様相を呈している。(写真は、5月13日オープンに向け建設が進む「ローソン札幌本通二十一丁目店」)

「ローソン札幌本通二十一丁目店」は、白石区本通21丁目南1番1号に立地。「ステーキ宮・南郷店」が建っていた場所だが、同店はコロワイド(本社・横浜市西区)グループの北海道戦略再構築の一環として昨年7月に閉店、その後、建物は解体された。2月下旬から建物の建設が始まった。建築主は土地所有者の札樽自動車運輸(本社・札幌市中央区)、設計は総合プランニングセンター(札幌市東区)、施工は太平ホーム北海道(同市西区)。当初、店舗名が分からなかったが、3月下旬に「ローソン」店舗であることが分かった。4月に入ると、建物に『ローソン札幌本通二十一丁目店 5月13日オープン』の告知が掲げられ、「ローソン」の新店が周知のこととなった。
 
「ローソン」の札幌市内の新店は、昨年12月15日の「新さっぽろデュオ店」(厚別区)以来で、今年に入って初めて。路面店の札幌市内新店は昨年8月6日の「札幌西町南七丁目店」(西区)、「札幌宮の森3条一丁目店」(中央区)以来、9ヵ月ぶりになる。コンビニの飽和感があるため、出店ペースは一段と遅くなっている。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER