苗字の頭文字で日替わり入店、会員制「コストコ石狩倉庫店」オープンに伴う密対策

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 4月22日(木)オープンが決まった「コストコ石狩倉庫店」(石狩市新港南2丁目733番1)。北海道2店舗目の「コストコ」として前人気は上々だが、コロナ禍の密対策として苗字による入店制限を行うことが地元で話題になっている。(写真は、オープンを控えた「コストコ石狩倉庫店」)

 スーパーの新規オープンやリニューアルオープンの際には、通常なら特売価格を設定して集客、混雑緩和のために店内に入るお客を制限して店舗前に行列ができるのがいつもの光景。ただ、昨年2月末以降は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、できるだけ告知をせず、チラシも特売価格も打たないステルスオープン(できるだけ目立たないようなオープンする意)が増えている。また、オープン日を複数日とすることでお客の分散を図るケースもある。

「コストコ」を全国展開するコストコホールセールジャパン(本社・川崎市川崎区)は、昨年から新規オープンの「コストコ」店舗で、混雑緩和のため苗字による入店制限を行ってきた。会員制ゆえに可能な入店制限で、世界の人口集中都市で実施されている都心部への自家用車乗り入れを偶数、奇数で制限するのと発想は同じ。

「石狩倉庫店」のオープン日は、22日から25日(日)の4日間で、苗字がローマ字の「A」から「M」で始まる会員は、22日と24日(土)、「N」から「Z」で始まる会員は23日(金)と25日となっている。26文字の半々になっているが、苗字の頭文字が半々かというとそうでもなさそう。日本人に多い苗字ランキングでは1位佐藤さん、2位鈴木さん、3位高橋さん、4位田中さん、5位渡辺さんで、いずれも「N」から「Z」の組に入る。ちなみに同伴して入店できるのは、会員1人につき家族1人と18歳未満の子どものみ。非会員の同伴入店はできない。苗字による入店制限は、コストコのような大型店ゆえの苦肉の策だが、中規模クラスのスーパーにとっても密対策のヒントになりそうだ。

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