会員制倉庫型店舗「コストコ」の商品を自ら購入して販売する「コストコ再販店」が、旭川市内にも登場した。「COSTOCK」がその店舗で、2023年12月25日にオープンした。会員費不要で現金のみだが、コストコ商品を手軽に買うことができるメリットがある。(写真は、石狩市新港南2丁目にある「コストコ石狩倉庫店」)

「コストコ」は、北海道では「札幌倉庫店」(札幌市清田区)と「石狩倉庫店」(石狩市)の2店舗がある。これら店舗に入店して購入するには、会員になって年会費を払うことが必要。個人向けに「エグゼクティブ・ゴールドスター」(年間9900円税込み)、「ゴールドスター」(年間4840円同)の2種がある。「コストコ再販店」では、会員にならずにコストコ商品が買えるメリットがあるが、再販業者が購入して販売するため、実際のコストコ店舗の価格よりも割高になる。それでも、手軽にコストコ商品が買えるため、「コストコ再販店」の出店が増えている。

 函館市内では、2019年頃から「バリューストア ミニコス」が営業しており、2022年10月には、上川郡新得町に「Stock」がオープンしている。札幌市西区や豊平区、中央区でも開業準備が進んでいる。そうした中、2023年12月25日に、旭川市東4条10丁目1-4に「COSTOCK」がオープンした。ついこの間まで「10円パン」の販売を行っていた場所に出店したもので、営業時間は、平日13時~19時、土日祝は11時~19時。道内のコストコ2店舗に足を運ぶのが難しい地域を中心に、「コストコ再販店」は増えそうだ。


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