北海道の12月販売額、コンビニ陰り、スーパー・家電量販・ホームセンター好調

流通

 経済産業省北海道経済産業局は、2020年12月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売額等及び店舗数」、「北海道専門量販店販売額及び店舗数」をまとめた。(ホームセンターの12月販売額は前年同月より7・5%増となった=写真は、「DCMホーマック鳥取大通店」)

 20年12月の百貨店・スーパー販売額は1031億4800万円で、前年同月比は全店ベースで4・0%減、既存店ベースで3・6%減となった。百貨店の販売額は173億1600万円で、前年同月比は全店ベース23・9%減、既存店ベースも23・9%減だった。部門別では、飲食料品が72億4500万円(全店・既存店ベース15・4%減)、衣料品が48億3400万円(同27・4%減)、身の回り品が16億3300万円(同30・7%減)などとなった。

 スーパーの販売額は858億3200万円で、前年同月比は全店ベース1・4%増、既存店ベース2・3%増となった。部門別では、飲食料品が685億4700万円(全店ベース2・5%増、既存店ベース3・4%増)、衣料品が32億8700万円(全店、既存店ベースともに11・0%減)、身の回り品が8億4100万円(全店ベース9・0%減、既存店ベース9・1%減)などとなった。店舗数は、百貨店が13店舗、スーパーが326店舗。スーパーは前年同月比で30店舗増。
 
 コンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は、495億4200万円で前年同月比3・3%減となり、20年10月から3ヵ月連続の前年割れ。店舗数は、2999店舗で同0・3%減。19年度に0・6%の減少に転じてから20年度に入ってからも12月まで毎月減少している。

 専門量販店のうち、家電大型専門店の販売額は159億8200万円で前年同月比8・2%増となり、10月から3ヵ月連続の前年超え。ドラッグストア販売額は、238億1900万円で同1・0%増、ホームセンター販売額は138億1300万円で同7・5%増になった。店舗数は、家電大型専門店が92店舗と前年と変わらず、ドラッグストアは696店舗で前年より0・7%減、ホームセンターは215店舗で前年より1・4%増えた。
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